今年初めての投稿となりました。
ある方から貴方の館が描かれているよと 山本周五郎”雨の山吹”を紹介されました。この短編集の中に”いしが奢る”、昭和27年サンデー毎日に掲載された作品があります。
国許の経理状態を査察するために、江戸から宮津へ派遣されてきた男と近くの料亭の養女で”いしが奢る”が口癖のいしとの恋物語です。
文中に(P.306);初めて天の橋立へいったときのことであるが、切戸文殊の内海がわにある『掬水亭』という料亭で休んだ。
この”掬水亭”は玄妙庵別館の掬翠荘 ?
また(P317)に; 望湖庵は玄妙ヶ岡の中腹にあった。文殊へは裏道づたいに、、、。 望湖庵とは玄妙庵?
”縞の財布が空になる土地”、”籠神社”も描かれています。
(注:P番号は新潮文庫 山本周五郎 ”雨の山吹” からです)
”雨の山吹”当館談話室にご用意しておりますので、お見逃しなく!
遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。